9月10日 晴れ ジャック・マー氏 退任
夏が終わりつつあるのに、中途半端にバテていて、食べる量が増えている。
肥える予感。
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アリババのジャック・マー会長が退任し、日産の西川社長が退任、環境相に小泉進次郎氏が就任する方向・・・と報じられた今日。人の入れ替わりは、流れの調整を感じさせる。
もっとも大きいのはアリババのジャック・マー会長の人事だろう。アリババという超大企業を育てた氏は、米フォーブスに中国の富豪として取り上げられ、その資産は日本円で2兆円を超すという。
そのジャック・マー氏の経歴は異様だ。小学校・中学校で繰り返し不合格になり、大学入試でも失敗、一度は三輪運転手になりながら、多浪して有名とは言えない大学に入り、就職試験でも繰り返し落とされる。
しかし、1999年にアリババを設立。eコマース事業は軌道にのって企業は大きく成長し、今やアマゾンを越え、中国GDPの2%を占める売上があるほどだ。
ワンチャンスで世界有数の富豪になる。そんなおとぎ話のような経歴を持つ氏には、名言が多い。苦労しているだけに、ずしりと響く重さがある。たくさんあるけど、2例ほど紹介する。
そもそも世界は不公平だ、公平であるはずがない。農村に生まれた君と、ビル・ゲイツの家庭に生まれた子供を比べることができるか? しかし、一つだけ公平なことがある。ビル・ゲイツの1日は24時間で、君の1日も24時間だということだ。
「私は思い付いたことを今すぐ、直ちにやれ、ということを常に言ってきた。考えたことを実行に移す人は1%、しかしその中のさらに1%が直ちに行動を起こす人だ。そうしてこそ、チャンスが生まれる
七転八倒の末に雲外の成功を掴んだ氏の真似は、生半にはできない。むしろ余人には真似できないほどの強い成功への執念があるからこそ、今の成功があるのだと思う。
とにかく突き抜けて行動し続けることで、どんなに不利でも、未来への道を拓くことができる。氏はそれを示してくれた。とんでもない実例を突きつけられて、もうこれ以上言葉がない。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
A person's person no matter how small
どれほど小さくても人は人
9月8日 晴れ (写真)
関東地域では台風が来て大変。
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Photo At : London(2016)
With: OLYMPUS PEN Lite E-PL6 LENS: M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm
引き続きロンドンの風景。(天気悪い)
国事イベントでよく出てくるウェストミンスター寺院では、歴代の王が眠る。
9月6日 曇り 電子書籍の発売日
突然だが、僕は電子書籍派だ。電子書籍派になってもう5年になる。
それまで紙派だったのに転向したのは、電子書籍にメリットがあるからだ。いろいろあるけど、一番は「場所を取らないこと」。2000冊近い電子書籍を購入しているけれど、これを紙で買ったらとんでもない量になる。
1冊をだいたい200(単行本)〜400g(ハードカバー)、あいだをとって300gの値を採用したとして、600kgの量になる。改めて計算するとすごい量だな。これがすべてサーバーの中にあり、部屋を圧迫しないというのは素晴らしい。埃も減るし。
さて、言いたかったのは他でもない。出版業界は紙で売りたいからか、人気本については紙の書籍と電子版の発売日をずらすことがままある。ずらす期間は、だいたい1ヶ月だ。
出版業界には、これをやめてもらいたい。
もはや電子書籍派、特に訓練された電子書籍派は、よほどの理由がないと紙で買わないからだ。少なくとも、発売日のズレは紙で買う理由にならない。考えても見て欲しい。あるシリーズをこれまでずっと電子書籍で買ってきて、10巻だけ紙で買うとかするだろうか。いや、ない(反語)。
そういうわけなので、出版業界には、紙版と電子版で発売日をずらすという弊習を中止してもらいたい。発売日ずらしは、なんの効果もなく、読者の悪感情を生むだけだと思うのだが。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
Man cannot live on bread alone
(人はパンのみに生きるにあらず)
9月5日 曇り 流れに乗る云々
大きな流れに乗るということがある。
たとえば企業はそれぞれ懸命に努力し、より高い成長のために商売をしているけれども、企業の盛衰を概観してみると、企業が儲かった時期、売上があがった時期というのは、全体の景気が良い時期と重なる。つまり、個別の目先の頑張りよりも、大きな全体の流れに乗れるかどうかということのほうが、パフォーマンスにより重要に影響するということだ。
例を変えてみる。企業の給与レンジは役職ごとに決まっているが、この給与レンジも、業界ごとに差がある。下位業界のトップが得る給与は、上位業界の下位が得る給与と変わらなかったりする現実がある。だが業界ごとの人材の能力の差がそうそうあるわけではないので、ある人の身の置きどころ、ポジショニングが大事だということになる。流れと位置の違いはあるが、重要性が、個人の能力<ポジショニングになっている。
個人の能力なんてものは、案外に小さいものだ。普段は人間同士の相対的なスケールで比較しているから、個人の能力が大きな差異となっているようにも感じるけれど、引いてみればそうそう差はない。それよりも流れに乗っているかいないかのほうが大きいものだ。
そうなると、流れにいかに乗るかが問題になるのだが、流れを読んで乗る人よりも、目の前のことを一生懸命やっていたら、自然と流れに乗れていたというような人もいる。流れとかそういうことを考えない人のほうが、振り返ってみたらより上手に流れに乗れて、遠くまで行けていた・・・ということもある。
だから普段は流れを意識せず、うまくいかないときに、流れに乗れているかを確認するくらいがちょうどいいのかも知れない。
・・・今日は司馬遼太郎を読みました。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
Beauty is only skin deep
(美人とはうわっ面だけ)
9月4日 晴れ 人間は、自分の写し身を本能的に求める
夏も終わりに近づいている感じがするが、今更夏バテ気味。
がっつり食べると体温があがりすぎて辛いので、冷たい麺類で栄養を補う。
冷たいかけ蕎麦、うまい。
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AIの小説を読んだ。とても優秀だが感情のないロボットが、自律した感情を持つというありふれた物語だった。
AIはつまるところ人間のための道具で、感情とか人間みとかいうのは本来不要なものなのだ。
けれど、人間っぽい挙動を取るものには、感情とか人間らしさを持って欲しいと本能的に願ってしまうのが、逆に人間の不思議だと思う。ロボットが愛を知ったという物語を読んで、読者はああ良かったと思う。なぜああ良かったと思ってしまうのか、不思議ではある。
AIには、感情を持っていると思わせるような挙動を取らせることができるし、人の行動をトレースさせることもできる。でもその行動の源泉はプログラムと自己学習によるもので、人間のような感情やモチベーションとは異なる。
異なるなら異なったままでいいじゃないか、どうせ元々の成り立ちが違うのだから・・・と思うのだが、それだと座りが悪いらしい。
人間は、自分の写し身を本能的に求めるのかも知れない。
自分の子孫を残したいという欲求と近いのかも。もしくは、同種のものを見つけて、仲間だと安心したいのか。いずれにしろ、無意識の欲求を、有機生命体ですらないものにぶつけてしまうのは興味深い。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
Nice guys finish last
(お人好しでは勝てない)
9月2日 晴れ 太る・・・?
世間は今日から学校だった。電車激混み。
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ついついハイカロリーの甘いものを食べてしまう。これがストレスによるものなのか、頭を使う作業をしているから体が糖分を欲しているのか。最近の悩みだ。
後者だったらまだ大丈夫。作業によってカロリーを消費できてるから、体へのぶよダメージはそれほどでもないはず。だがストレスによるものだった場合、気がついたときにどーんと体重が増えているかも知れないという恐怖がある。
怖くなったので、いま体重計に乗ってみた。一応、これまでと変わらない体重で一安心。
明日はビールを飲む予定があるので、今日は軽く筋トレしてから寝ることにする。どれだけ効果があるかは知らないが、自分の気の持ちようぐらいは、調整してやっておいたほうがいいだろう。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
Old habits die hard
(身についてしまった習慣はなかなか取れない)