胡蝶語り

shioumiの日記みたいな語り まあまあ日刊

6月19日 晴れ マンガは買う派

 

今日はめんたいこおにぎりを食べた。

 

白いごはんの中に、めんたいこが3腹入った豪華版だ。本当においしいものは、味がわからないものだという。食べてするっと胃に落ちていってしまったので、いま思い返そうとしても記憶がなかなか蘇ってこない。もっと味わって食べれば良かった(貧乏性?)

 

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突然だけど、歴史マンガが好きだ。

 

今日はとある歴史マンガを読んだ。まだ2巻までしか出ていないが、率直に言って傑作だった。

 

しかし、完結まで読めるかどうか、という不安がある。というのも、マンガで取り扱っているのが海外のとある小国の歴史だからだ。

 

海外の小国の歴史を物語にするうえで、不利な点を考えてみよう。

1)日本人に馴染みがない
2)力関係が均衡するため、登場勢力が多くなりがち
3)2)に関連して、筋が複雑になりがち
4)大国に政治・軍事ともに翻弄されるため、スカッとした展開に持ち込めない
5)大国の歴史と比較し、歴史資料が少なく、調査が難しい

 

 

1)でビハインドがあるのに、さらに 2)〜4)の関係で、複雑な政治ドラマになるので、どうしても読者を選んでしまう(逆に、僕にはそれがヒットだった。でもアマゾンレビューを見るとやっぱり ”わかりにくい” という感想が多かった)。

 

そして、5)を乗り越えるには、書き手に相当な力量が要求される。歴史を理解し、解釈するちからと、さらにそれを物語化する力だ。日本語資料ではきっと足りないのではと思う。ひょっとしたら、このマンガの作者は大学で専攻していたのかも知れない。

 

うーん、希少な価値ある試みなので、ぜひ続いてほしい。僕にできることは、面白いマンガは律儀に単行本を買うことぐらいだ。出版社もマンガを商売をしているわけなので、続くかどうかは売れ行きで決まるはず。そういうわけで祈りよ届け! 3巻無事に出てください!