胡蝶語り

shioumiの日記みたいな語り まあまあ日刊

6月20日 晴れ 得ようとするなら

 

今日は夕食を食べながら、人にはホームが必要だという話をした。

 

ホームという言葉は抽象的だけど、それは自分を無条件に助けてくれたり、肯定してくれたりする場所だ。

 

ホームが無くても生きられるのかも知れないけれど、無いとやっぱり人生しんどい。できることなら、ホームはあったほうがいい。

 

そんなホームを手に入れるには、誰かに助けを求める・・・のもいいのかも知れないけれど、それよりも誰かを助けるほうが手っ取り早い。

 

助けた人はいつか何かを返してくれる。あるいは助けた恩を先送りして(ペイ・フォワードの概念だ)、その先送りした恩が巡り巡って自分のところに返ってくる。

 

論理的ではない? そうおっしゃる人もいるかも知れない。確かに恩を与えることと、巡り巡って恩が戻ってくることに因果関係はないかも知れない。でも相関関係はありそうな気がする。AIに判断させても、意外とペイ・フォワードの概念を肯定してくれそうな気もする。

 

得ようとするなら、まず与える。

 

逆説的に見えて真理。老子も同じことを言っていたような気もする。

 

食事の最後にワインを飲んだ。味がいつもよりも豊かだったように感じたけれど、気のせいだったかも知れない。