7月3日 曇 ユニクロの無人レジから見える未来
自分でバーコードを読み取るタイプはスーパーで体験していたのだが、ユニクロのそれはさらに進んで異次元感があった。
所定の30センチ四方のエリアに購入したい商品を置くと、一瞬で商品がカウントアップされ、合計金額が算出され、タッチパネル式の液晶画面に表示されるのだ。
「一瞬で」と書いたが、本当に秒単位のタイムラグもなかった。どちらかというと使う人間の理解のほうが処理落ちした感じだった。
靴下などを買ったので7点も商品があったのだが、なんの問題もなかった。まとめ買いの割引表示もちゃんと出ていて、顧客への情報提供もばっちり。
当然クレジットカード払いができて、小銭も出ない。別場所においてある袋に購入した商品を詰めて、それで終了。
技術的なことを言えば、RFIDと呼ばれるICタグが使われてるのだろうなと思ってググってみれば、案の定だった。
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昭和の時代、レジスターが出てきて、すばやくレジを打てる人が重宝していた。レジのおばちゃんというやつだ。だがやがてレジはバーコード読み取り処理に変わり、誰がやってもレジの処理速度がほとんど変わらないようになった。
さらに今回RFIDが導入されて、レジは無人になった。きっと流通の中間倉庫移動やピッキング・在庫管理の過程は、もっと便利になっているのだろう。
技術が変えていく社会というのを目の当たりにしている。
これからもっと便利になっていくのだろう。それを思うと、未来が楽しみだ。