7月2日 曇り 酔っぱらい
特別な日ということはないけれど、今日はお酒を飲んで帰ってきた。料理がおいしくて、一杯で済むところを三杯飲んで帰ってきた。
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自分は多数の中のひとりにしか過ぎなくて、特に存在していなくても社会は変わらない。にもかかわらず生を享けて普通に生きているということが突然奇跡のように思えてならなくなった。
「人生、生きているだけで丸儲け」と言ったのは明石家さんまとだったと思うが、その意味がわかったような気がした。
しかし、そんな気がしただけで、実際のところは何もわかっていないし、何も変わっていないのかも知れない。もしくは、なにか大切なポイントを逃したまま思考しているのかも知れない。
だがこの多幸感は酔っ払いの特権。酒のおかげで命をつないでいる。