7月7日 薄曇り アンニュイが格好良かった時代
じめじめとした日が続く。
少し遠出をしようとした矢先、目に入った図書館本の返却期限が今日だった。しかも本は隣町で借りたものだった。予定を変更して、本を返しに行くことに。
お昼ごはんも出先で食べた。パスタを乾麺から生麺に変更するのに50円が必要だったけれど、数ある有意義な50円の使い方のなかでも、上位に入る50円の使い方だと思った。
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アンニュイが格好いいと言われた時代があったなと思い出した。
読んでいた本にアンニュイアンニュイ書いてあったので、いつの本だろうと見たら2007年だった。もう10年以上前のことだ。
物事にアンニュイを添えると、確かに暗くなるが、知的さと色気が出る。だからアンニュイは大人の世界の象徴みたいなところがあった。
けれど、アンニュイもファッションとしてやられてしまうと、軽薄になる。でも暗さは残る。軽くて暗いんじゃ、いいところがない。廃れてしまったのもよく分かる。
今は何が格好いいと呼ばれているんだろう。
すべてがスマホのなかに入ってしまったので、流行り廃りはよくわからない。すべてがパーソナライズされたといえば聞こえはいいけれども、どうもそんな素敵なものじゃないような気もする。ただ僕自身がわかっていないだけのような気もする。まあ本音を言えばさほど興味はない。
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今日のことわざ Today's Proverbs and Sayings:
Fight fire with fire
(目には目を)
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