8月25日 晴れ 錆
英語力には、読み・書き・聞く・話すの能力があるが、いずれも筋肉のようなものだと思っている。
使わないと衰えて、前にできていたことができなくなってしまう。それも驚くほど簡単に。衰え方には個人差があると思うが、日常的に触れていないだけで、ぐんぐんと力は落ちていく。
歳は取りたくないなあと思いつつも、ネットを使って申し訳程度に英語に触れるようにしているので、下落カーブは少し緩和されている・・・と思っている。
だが使わないと錆び付くのは、英語力だけじゃない。もっと身近に、自分の体も動かさないと簡単に錆びついてしまう。それも昔よりもよほど早く、よりひどく錆び付く。
ついさっきTVのマネをして、腕を自分の背中にまわすストレッチを試してみたところ、両腕がつってしまった。足がつるのは今までもあったが、腕がつるのは初めてのことだ。二の腕から背中全体がびしびしと痛く、部屋の真ん中でしばらく動けなくなってしまった。
たとえて言えば、錆が表面に浮かぶぐらいでは済まず、分厚くなった赤錆が固着して、可動部を固めてしまったというところだろうか。
いやホント、年齢を重ねると経験値も増えるが、知らない間に、いろいろなものが錆びついてしまう。オズの魔法使いに出てくるブリキの木こりのように、定期的に油をさすことに時間を割かなければいけないのだな。
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