9月6日 曇り 電子書籍の発売日
突然だが、僕は電子書籍派だ。電子書籍派になってもう5年になる。
それまで紙派だったのに転向したのは、電子書籍にメリットがあるからだ。いろいろあるけど、一番は「場所を取らないこと」。2000冊近い電子書籍を購入しているけれど、これを紙で買ったらとんでもない量になる。
1冊をだいたい200(単行本)〜400g(ハードカバー)、あいだをとって300gの値を採用したとして、600kgの量になる。改めて計算するとすごい量だな。これがすべてサーバーの中にあり、部屋を圧迫しないというのは素晴らしい。埃も減るし。
さて、言いたかったのは他でもない。出版業界は紙で売りたいからか、人気本については紙の書籍と電子版の発売日をずらすことがままある。ずらす期間は、だいたい1ヶ月だ。
出版業界には、これをやめてもらいたい。
もはや電子書籍派、特に訓練された電子書籍派は、よほどの理由がないと紙で買わないからだ。少なくとも、発売日のズレは紙で買う理由にならない。考えても見て欲しい。あるシリーズをこれまでずっと電子書籍で買ってきて、10巻だけ紙で買うとかするだろうか。いや、ない(反語)。
そういうわけなので、出版業界には、紙版と電子版で発売日をずらすという弊習を中止してもらいたい。発売日ずらしは、なんの効果もなく、読者の悪感情を生むだけだと思うのだが。
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きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings
Man cannot live on bread alone
(人はパンのみに生きるにあらず)