胡蝶語り

shioumiの日記みたいな語り まあまあ日刊

8月23日 雨 メディアリテラシーの前提

 

雨が降った。

 

===

 

たとえばの話、共同体同士で議論をして、意見が分かれたときに、自分の共同体の中に相手の肩を持つひとがいると話がややこしくなるけれど、合理的な理由があれば、それは自由な意見の表明の範囲内になる。

 

けれど、ファクトを曲げて、嘘をついてまで、相手の肩を持とうとする人がいると、これが本当に事態がややこしくなる。広まった事実誤認の訂正もしなければならないから、作業量が単純に増える。

 

また議論の趨勢が決まってきたときに、旗色の悪いほうが、別の大きな問題を持ち出して、議論している話題を打ち消してしまうというやり方も存在する。

 

これらのやり方を、旗色の悪い方が、もともとの支持者にお金を払ったりして、要請していたりすると始末におえない。真実と嘘が入り乱れて、事態がこんがらがると、自分には関係ないと、理解を放棄する人も出てくる。

 

それで議論が成立しなくなったりすることがあり、問題だ。さらに言えば、意図的に事態を複雑にすることで、議論の不成立を狙う輩も存在する。嘘を重ねることにも、それなりの合理性があるわけだ。

 

メディアに出ている情報は、そのロジックだけではなく、情報発信者の意図まで推し量らないと、真偽がわからない。

 

メディアリテラシーをつけるには、こういうことを頭の片隅においておくのが前提と思う。

 

いろいろと難しい・・・などと考えた。

 

 

 

===

 

 

きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings

 

 

If you can't say anything nice,

don't say anything at all

 

 

(もし良いことが言えないのであれば、何も言うな)

 

 

 

 

8月22日 晴れ 成長資材

 

朝の通勤列車、まだ学生が少なくて、彼らは夏休みなんだと羨ましく感じる。しかし混雑率が若干でも緩和されるのはありがたい。

 

弱いWin-Winの関係。休み中の学生達のほうが圧倒的に勝っているけど。

 

 

===

 

 

懸案だった案件を、話を聞いてたちどころに方針を立てて対策してしまった上司。考えてみれば、毎日たくさんの、しかも多岐にわたって性格のことなる課題を持ち込まれてもすべて対応しているのだから、すごい。

 

傍で見ていて思考をトレースすると、「要するにこれはどういう話か、そしてそのポイントはなにか」「この状況で最悪の未来は何か」「それを避けるためにはどの対策を採るのが最適か」「対策を実行するうえでの問題は何か」「見落としはないか」・・・という順番で思考が走っているみたいにみえた。

 

この思考法を取り込んで実行すれば、その人のようになれる・・・ということもない。性格とか基礎力とか違うし。

 

でも自分の幅が広がって成長につながるのは間違いない。精神的な成長資材は、目をこらして観察さえしていれば、そこらじゅうに転がっている。

 

あとは、自分を変え続ける精神の柔軟性を保ち続けることができるのならば、年齢を重ねても成長し続けることができるのだろう。

 

 

 

 

 

===

 

 

 

きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings

 

 

 

Absence makes the heart grow

 

(離れるほどに想いは募る)

 

 

 

8月21日 晴れ ハンディー型扇風機

 

昨日は曇っていてちょうど良かったけど、また晴れた。

 

 

===

 

ハンディー型扇風機が人気らしい。今日の日経。 

 

www.nikkei.com

 

 

ハンディー型扇風機とは聞き慣れない単語だけど、僕は閃いた。たしかに、今年から、通勤路でそれらしきものを持っている人を数多く見ている。

 

 

 (こういうの。アマゾンのリンクを引っ張ってきています)

 

 

 

こうして画像で見ると違和感があるけど、実際に道を歩いている人を見るとさほど違和感もない。ファンを外すとモバイルバッテリーとしても使えるらしい。へー、便利・・・。(感想)

 

 

そういえば、帰省した時、最近の公務員は熱中症対策のためにファンのついたジャケットを着ているのだと聞いた。贅肉が多いとファンが肉に当たるのだと笑い話にしていたが、いま検索すると結構ファン付きの服がたくさん発売されている。へー・・・。

 

(こんなの。アマゾンのリンクを引っ張ってきてます)

 

 

 

バッテリーが充電式になったのに加え、 モーターとバッテリーの小型化と性能向上で、携帯ファンを応用した商品が実用に乗ったということなのだと思う。知らない間に世の中が進化していて、驚く。

 

空調付きの服は数年前から展示会などに出ていたと記憶しているが、まともな商品化はまだまだ先だと思っていた。近年の猛暑が呼び水になったのかも知れない。トレンド外の商品が量産軌道に乗るときは、こんなにひっそりと出てくるものらしい。

 

 

 

===

 

 

If you look for the bad in people, you'll surely find it

 

 

(悪い面を人に求めれば、それは必ず見つかる)

 

 

 

 

8月19日 晴れ 男でも日傘をさしたい

 

久々にビジネススタイルで外を歩いて思った。

 

男だけど、日傘を持ちたい。

 

夏の日差しは午前中の通勤時間帯でも殺人的だ。光があたるとこりがちりちりと痛い。通勤歩帯は、人間の干物の製造工程のようだ。

 

夏休みの期間は帽子をかぶったり車で移動したりしたので、直射日光を避けることができていたが、ビジネススタイルではそれが難しい。休みを挟んだのでなおさらつらく感じる。

 

だが日差しを避ける単純な道具がある。日傘だ。けれど、現状では日傘を持つのは体感上99%が女性だ。プライベートならともかく、オフィシャルなビジネスシーンでは男は日傘を持ちにくい。持てば、烈しい日差しを避けられ、楽になるのはわかっているが、持ちにくい。日本の同調圧力下では特にだ。

 

どうしたら男も日傘を持てるようになるか考えた。そして名案を思いついた。

 

日本人は公的な後ろ盾に弱い。政府や厚生労働省の指導で、熱中症を避けるために、夏は男性も日傘を差すことを推奨してくれないだろうか。恥ずかしいとか言わずに、老若男女国民よとにかく日傘をさせと。

 

そうしたら、しぶしぶという顔をして、僕ら日傘をさせるから。省エネルックよりもよほど流行るだろうから、厚生労働省も手柄になって嬉しいだろう。

 

 

厚生労働省でなくても、政府系の方でもしこの文章を見た方は、ひとつご検討をおねがいします。(ぺこり)

 

 

 

 

 

===

 

 

きょうのひとこと Today's Proverbs and Sayings

 

 

Let sleeping dogs lie

 

 

(寝た子を起こすな)

 

 

 

 

 

8月18日 晴れ やりたいことは意外にあった

 

夏休みがあって、やりたいことを整理してみて、僕が自分で思っていたよりも、やりたいことというのは多かったんだな、と感じた。

 

夏休みの間にやれたこと。国内だったけど旅行、風景撮影、季節を外さない墓参り。見たかった海外ドラマシリーズも見れたし、読みたい本も読めた。振り返ってみれば、充実していたと言えなくもないのかな?

 

けれど、まだ読みたい本はあるし、鑑賞したい映画はあるし、やりたいゲームはあるし、調べたいこともあるし、作業したいことも、勉強したいこともある。

 

 時間がないことを理由にして、優先順位リストの一番下にいれて、そのまま忘れてしまったことがどうも結構あるらしい。もったいない。

 

良い機会なので、自分で自分に時間を作ってあげて、やりたいことを消化できるように仕向けていきたいと思った。

 

 

 

===

 

 

きょうのことわざ Today's Proverbs and Sayings

 

 

Treat others the way you would like to be treated

 

 

(自分にしてもらいたいことを人にしてあげなさい)

 

 

 

 

※ ”きょうのことわざ”が勝手に夏休み入りしていました。

 今日より戻ります。すんません。

 

 

 

 

 

8月15日 晴れ お盆

 

お盆。

 

お盆なので帰省と旅行を兼ねて移動。ここ数日は外泊している。お気楽ご気楽な珍道中のはずだったが、台風10号の話題と動き一色で、毎日台風さまに祈るようにして移動している。

 

ニュースも台風一色。そういえば台風一色と鎧袖一触は音が似ている。似ているなと思っただけで、特に何も思いつかなかった。

 

 

===

 

 

 お墓を参るのは毎年欠かさないようにしている。ご先祖さまがいなかったら間違いなく僕は存在していないので、その感謝の気持ちを一年に一度くらい表しておくべきだと考えているためだ。

 

その理屈から言えば親にもその気持ちを日々伝えるべきなのだろうが、生きている人間にはこまごまと生活があるので、感情的にそうした感謝は伝えにくいこともある。けれど、泉下の人になら気兼ねなく伝えられる。

 

僕は義理堅い人間でも、折り目正しい人間でもないと自分自身を評価していて、むしろ謙虚さに欠けるぐらいだと考えている。だから、墓参りぐらいは、押さえようとしているという思考だ。

 

お墓は死者よりも生者のためにある。死者を悼み、忘れないようにする儀式的なオブジェクトであり、自分もまた死ぬのだということを思い出させてくれる装置でもある。年に一度、死者を迎えるこの儀式風俗は、日本の個人の精神を作りあげるのに、とても重要な役割を果たしているといえる。

 

・・・たとえ、具体的な行動が、ただの宴会と区別がつかなかったとしてもだ。うん。