胡蝶語り

shioumiの日記みたいな語り まあまあ日刊

6月22日 晴れ 情報の価値

 

21世紀になって、インターネットの上には、なんでも情報があるように言われている。

 

しかし、信頼性が担保された情報や、本当に欲しいディープな情報はネットには転がっていないものだ。

 

そういう情報は、旧時代と同じく、足で稼いで当たるしかない。図書館に行って資料を調べたり、その道のプロを探し出して話を聞いたり、遠方の展示会を巡ってみたり。ディープな情報をしようとすると、空振りも珍しくなくなってくる。

 

いろいろ調査手段があるなかで、一般書籍は非常にコストパフォーマンスが高いと感じている。一般書籍の金額は、1000円、高くても数千円の世界だ。そして掲載されている情報も、書籍化にあたりスクリーニングがされているはずなので、一定程度の信頼性も担保された質が高め。

 

そういうわけで、情報価値のリターンを考えると、書籍代なんて限りなくタダみたいなものだ。

 

インターネットでは確かに様々な情報が無料で拾える。けれど内実は玉石混交だ。丁寧な調べを元に書かれた情報と、知識のない人が適当に書いただけのものがある。

 

タダより高いものはないという。間違った情報で踊ってしまったとき、自分一人ならいいが、他人を巻き込んだときに取り返しのつかないこともある。

 

何度も痛い目にあった僕は、情報にお金と時間を差し出すことに、躊躇しないことにしている。

 

節約すべきところと、そうでないところがあって。お金をかけるべきところには、きちんとお金を支払っておく。そうすることで、将来の大損を避けることができるからだ。