7月17日 曇り 飛び抜けた業績が欲しければ、飛び抜けた努力を
今日は晴れ間が差したけど花曇りというほど綺麗ではなかった。要は普通に曇り。
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飛び抜けた業績を残すひとは、努力も飛び抜けているのだと思った。
というのも渡部清二さんという人の本を読んだからだ。この方は、20年以上、四季報を読み込んだのだという。今は株式投資の達人として、10倍株の見つけ方などのセミナーや著作を書かれている。
四季報というのは、ご存知の人というか、僕よりも詳しい方も多いと思うが、東洋経済社から発行されている、上場企業の情報が掲載された本だ。ぱっと見は辞書。実際にもデータ集なので、ほぼ辞典だ。
四季報というのは、春・夏・秋・冬と年に4回発刊され(知らなかった)、1冊は2000ページほどあるという(知らなかった)。
8000ページの辞典を、毎年読む人と言い直したら、その異色さが伝わるだろうか。ちなみに、文庫本の小説はだいたい一冊・・・えーと、たまたま手元にあったモームの「月と六ペンス (新潮文庫)」は、あとがきまで入れて378ページである。
けれどこの人の努力が飛び抜けているのは、量よりもその質だと思う。普通四季報は読み込まないし、読み込むとしても同じ一冊ならまだちょっとわかる。しかし年に出る4冊をすべて読み続けているといく人というのは、なかなかいない。
この「なかなかない努力」をするからこそ、「なかなかない結果」に繋がっているのだと思う。
そりゃ、普通の努力しかしていなかったら、普通の結果しか出ない。どこか普通をぶっちぎることをしないと、飛び抜けた結果は出ないというのは、まったく道理だ。
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